京都外国語大学大学院・理論&実践英語指導法シリーズラウンド制指導法実践マニュアル[英語 E125-S 全4巻]
[ ショップ名 ] ジャパンライム
[ 現在価格 ] 27200 円 (税込)
[ PRポイント ]
【英語科指導者向けDVD】
[ 商品説明 ]
<基本情報> 『ジャパンライムの英語指導者向けDVD!!』 ■撮影協力:京都外国語大学 ※このシリーズは、京都外国語大学英語教育グループで長年研究を重ねてきた「理論に基づいた様々な指導実践」をまとめ、映像化したものです。 ☆ラウンド制指導法のツボ ①言語処理能力の向上、②4技能をバランス良く伸ばす、③入試に対応できる英語力とコミュニケーション力の育成 ☆経験豊かな教員だけでなく、教員1年目の新人教員でも使える指導法! ☆英語が得意な生徒にも苦手な生徒にも適応! ラウンド制指導法とは、多様な方法を用いて、いろいろな角度から一つの教材を繰り返し学習させることによって、コミュニケーションの基礎となる言語処理能力を向上させ、4技能をバランス良く伸ばし、入試に対応できる英語力とコミュニケーション力の育成を目指す指導法です。 このDVDでは、中学校と高等学校でのラウンド制指導について、それぞれのラウンドの目的と指導手順、指導上の留意点などの解説と授業実践(模擬授業)で詳しく紹介していますので、ラウンド制指導の内容をより深く理解していただける内容となっています。 <各巻詳細情報> 【E125-A】中学校におけるラウンド制指導〜技能統合を図り、英語が使える基礎力の育成のための指導の工夫〜 □授業・解説:杉本 義美(京都外国語大学 英米語学科 教授) 今回の学習指導要領の改訂から、教科書の題材1ページの読む量の英語が増えたために、教科書の教材(題材)をどう扱っていけばいいのか、あるいは、日本語訳に頼らないでもslow learnersにとっても取り組みやすい活動をどう提供していけばいいのかについて、現場の先生からよく質問等をうけます。 Communicationのための基盤となる英語力をつけるためには、input として与える教科書教材をいかに効率的に noticed input《気づかれたインプット》にし、かつその理解を確実なものにして、さらに教材の表現をどうやって身に付させるかがとても大切です。 そのための教科書教材の効果的かつ新しい指導のあり方として提示する共通の指導及び教材を活用することで、英語教員の指導経験に左右されずに、すぐに効果的な指導が展開でき、かつ生徒が主体的に学習できる場を提供できるのが、今回提案するラウンド制指導です。 効果的に内容理解活動ができ、かつ技能統合が図れる指導法及び教材を現場の先生方に提供し、生徒の英語の基礎力《言語材料の定着及びlistening & Reading & Writing能力》の向上を図ります。 【収録内容】 E125-A1 <中学校におけるラウンド制指導(中学3年)>〜各パートごとのラウンド制指導;内容理解からアウトプット活動まで〜(57分) ■中学校におけるラウンド制指導:概論 ■Oral interaction 指導者と生徒ができる限り英語のやり取りを通じて、これから学習する教科書の内容に関係する背景知識や理解にヒントとなる情報を与える。 ■Round 1 (Listening) Listeningによる概要を理解させるためにworksheetを配り、First listeningの質問に答えさせ、ペアで答えを確認させる。 ■Round 2 (Listening) First Listeningでの概要理解を踏まえて、各part/paragraphにおける要点を理解させる活動で、各part/paragraphごとに1つの要点に関する発問を与え、それに答えさせる。 ■Round 3 (Reading) テキストを読んで、各part/ paragraphごとに、細部の内容を読み取る活動。 問われている内容を生徒に読ませて理解させ、生徒にただ黙読させるのではなく、指導者が、テキストを読み聞かせ《音声を与え》ながら、テキストを読ませる。 ■Round 4 (Reading aloud 1) 概ね教科書の本文内容の理解が済んだので、音読練習を行う。 この段階(第1段階)の音読は、正しく文字を音声化でき、意味を考えたリズム、イントネーションで音読できることを目指す。 ■Round 5 (Reading aloud & Second reading) ある程度音読ができ内容が理解できた段階で、テキストには直接書いていないが、学習者が読んだ内容から推測したり、予測したりすると解答できる発問を与える。 これにより、テキストをより深く理解できることを目指す。 ■Round 6 (Leveled reading aloud) 音読練習の第2段階で、英文を内在化する練習を行う音読練習。 音読シート(leveled reading aloud)を用いた練習で、各レベルにおいてペアの一人がこのシートを見て英文を音読していく。 ■Round 7 (Q & A in English) 教科書を閉じた状態で、先生の英語の質問に英語で答える活動。 教科書本文の意味内容が充分に理解できている前提で、英語での質問に自分の言葉で英語で簡潔に答えることができるかを目的としている。 ■Round 8 (Read & Look up) 英文を正確に内在化する目的で行う活動である。 1つのセンテンス単位でread & look upさせることを原則にするが、複文の場合は、2つに分けてread & look upさせる等、生徒の学力レベルに応じて、1度にreadさせる量を調整する。 ■Round 9 (T or F Questions) 教科書閉本で行うまとめの活動で、output活動に結び付ける構成になっている。 与える英文は誤文を多くし、これまでの活動で理解したテキストの本文内容に合わせて、正しい文になるように書き換えさせる活動。 ■Round 10 (Summary) T or F Questions活動で作った正しい英文をつなげれば、その本文の要約《サマリー》がある程度できるようになる。 勿論この段階で、生徒が必要な情報等を足すこともできる。 ■Round 11 (Q & A in English in pairs) まとめの生徒同士のoutput活動で、生徒同士が英語で質問して、答えあう。 この段階では、内容理解、音読、簡単なoutput活動が終わっていることが前提である。 E125-A2 <中学校におけるラウンド制指導(中学1年)>〜レッスン全体を通したラウンド制指導〜(70分) *各ラウンドの目的・活動内容は中学3年(E125-A1)のものをご参照ください ■Oral interaction ■Round1(Listening)Listeningによる全体概要理解 ■Round2(Listening)Listeningによる各partの要点理解 ■Round3(Reading)内容細部理解 ■Round4(Reading aloud 1)初期段階での音読指導 ■Round5(Reading aloud & Second reading)推論発問 ■Round6(Leveled reading aloud) ■Round7(T or F Questions)/Round8(Summary) ■Round9(Reproduction of the story) <ラウンド制指導の留意点> 1.第二言語習得の認知プロセスが基本: 内容理解(概要→要点→細部)活動、内在化(音読)活動、output活動へと4技能を統合した活動をラウンドに組み込むこと。 2.生徒同士が考える場を与えること: 指導者は安易に答を与えないこと(ヒントを与えること)。教材の工夫。 3.常に音声を生徒に与えること: 指導者が常に英語で正しいinputを与え続けること。 4.リズムとテンポが大切: ただ読んで解答させるのでなく、生徒の集中力を考えて時間を切って各ラウンドに取り組ませること。 5.1時間ですべてのラウンドが終了しない: 前時の復習を入れながら、新たなラウンドに進むこと。 【E125-B】 高等学校におけるラウンド制指導 □解説・監修:鈴木 寿一(京都教育大学名誉教授/京都外国語大学大学院非常勤講師) □授業:佐々木 啓成(京都府立桃山高等学校) ラウンド制指導法とは、色々な角度から一つの教材を繰り返し学習させることによって、言語コミュニケーションの基礎となる言語処理能力を向上させ、4技能とそれを支える語彙力と文法力をバランス良く伸ばし、英語でコミュニケーションができる学習者を育成することを目指しています。 また、主としてペーパーテスト中心の入学試験に対応できる英語力は、実は英語でコミュニケーションする力と重なっています。 たとえば、読解力を測定する問題では、書き手の思いを読者が理解することが求められます。 一方通行ではありますが、これは書き手と読み手の間のコミュニケーションです。 従って、ラウンド制指導法は、主目的ではありませんが、コミュニケーションのための英語力を育成することと同時に、入学試験に対応できる英語力も育成していることになります。 この指導法は、英語が得意な学習者に適した指導法だと思われていることが多いようですが、英語が苦手な学習者にも効果があることが報告されています。 また、1年目の教員でも、指導力があると認められている教員と同等またはそれ以上の成果を上げている例がいくつもありますので、是非、挑戦してみてください。 【収録内容】 E125-B1 高等学校におけるラウンド制指導〜前編〜(103分) ■概論(ラウンド制指導Q&A) ■第1ラウンド(新語指導と概要理解) ■第2ラウンド(新語の復習と要点理解)〜第3ラウンド(細部の理解) E125-B2 高等学校におけるラウンド制指導 〜後編〜(81分) ■第4ラウンド(難しい英文の構造説明と音読練習) ■第5ラウンド(本文全体の音読練習) ■第6ラウンド(本文の音読練習・難しい英文の和訳確認・日英通訳演習による再生練習)■第7ラウンド(再生を中心としたアウトプット活動)■第8ラウンド(コミュニケーション活動への橋渡し活動) ■第9ラウンド(推論発問や個人の考えを求める発問に対する答えの発表ほか、コミュニケーション活動) ■ラウンド制指導法による1課分の進め方のバリエーション(解説)■おわりに 2017.08 ※指導・解説・協力者等の所属は発売時点のものです。 ◆消費税についてのお知らせ◆ ・現在の価格表示は消費税8%の税込価格です。