極限をめざす演劇 60年代演劇俳優論 / 寺尾恵仁 【本】
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細俳優論とは俳優を論じることの不可能性についての論述である。俳優演劇と演劇芸術という二つの演劇観、主体化と客体化という俳優の二つの側面に基づく二つの俳優像。俳優論という枠組みによって日本の近現代演劇の俳優実践に新たな歴史的・文化的・人類学的・存在論的文脈を見出す。目次 : 序論 極限値の人間/ 第一章 近代演劇の演技(歌舞伎から「新しい演劇」へ/ 「新しい演劇」から「新劇」へ)/ 第二章 近代をバラす—寺山修司と天井桟敷(分裂する自己/ 天井桟敷の俳優実験/ 天井桟敷と見世物/ 他者性の提示:『青森県のせむし男』/ 自然さの創造:『毛皮のマリー』/ 自動機械としての人間:『奴婢訓』)/ 第三章 伝統をズラす—唐十郎と状況劇場(特権的肉体/ 『由井正雪』の歴史的フィグーア/ 夜鷹たち/ 由比正雪/ 丸橋忠弥/ テント芝居の可能性)/ 第四章 俳優演劇を組み直す—鈴木忠志と早稲田小劇場(早稲田小劇場の誕生/ 矛盾としての俳優像/ 白石加代子の俳優術:『劇的なるものをめぐって』シリーズ/ 利賀村というセンセーション)/ 第五章 極限値の集団—一九九〇年代以降の鈴木忠志(スズキ・トレーニング・メソッド/ 狂気の集団:『バッコスの信女』から『ディオニュソス』へ)/ 総論 アポリアとの格闘