境域の人類学 八重山・対馬にみる「越境」 / 上水流久彦 【本】
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細中央・国家の視点を避け、地域間・双方向のベクトルに注目する時、人々の生き方や国境の意味がリセットされる。さまざまな論理と力学が絡み合う境界線上を一つの社会と捉え、研究・理解に新たな視覚を探る。目次 : 第1部 実践(移動・移住の経験と実践—東シナ海国境海域をゆきかう漁民たち/ 「再録」変則貿易の時代—戦後対馬における日韓「交流」の諸相/ 近代八重山におけるモノの越境—台湾との関係を中心に)/ 第2部 自/他認識(国境を生きる—沖縄石垣島の台湾系華僑・華人の越境経験と組織形成/ 交錯するツーリズム—八重山台湾間の観光をめぐる台湾認識のあり方/ 越境のツーリズム—韓国人の対馬観光をめぐって)/ 第3部 歴史認識(つなぐ記憶/ずらす記憶—現在の八重山・台湾境域における越境の試みをめぐって/ 歴史的事件の再解釈と資源化—台湾原住民族パイワンによる「牡丹社事件」をめぐる交渉/ ポストコロニアルにみる対馬の祭りの可能性—時の辺境化と儀礼の力/ 引揚げ体験に見るノスタルジア—朝鮮半島、満州、シベリア、南京からの引揚げ)/ 附録(韓国人観光客アンケート調査報告書/ クルーズ船台湾人観光客アンケート調査報告書)