辺境のラッパーたち 立ち上がる「声の民族誌」 / 島村一平 【本】
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細ラッパーのことばに耳をすませば、世界のリアルが見えてくる。戦火の絶えないガザやウクライナで、弾圧が続くチベットやイランで、格差にあえぐモンゴルやインドで、海の端の日本で—。アメリカで生まれたヒップホップ文化、なかでもラップミュージックは世界に広がり、「辺境」に生きる者たちは声なき声をリリックに託す。現代社会の歪みを鮮やかに映し出す、世界各地のラッパーたちの声がここに。ダースレイダー、ハンガー(GAGLE)のインタビューを収録。目次 : 第1部 非常事態下のラッパーたち(パレスチナ パレスチナ・ガザに響くラップ/ ウクライナ 抵抗歌としてのウクライナ民謡とヒップホップ—マイダン革命から対ロシア戦争へ/ ロシア 「亡命」するラッパーたち—二〇二〇年代の「文学裁判」とウクライナ戦争/ チベット 土地・記憶言語を行き来するラップ—チベッタン・ディアスポラのヒップホップ)/ 第2部 言論統制下のラッパーたち(中国 模索される「中国の特色あるヒップホップ」/ イラン内在的社会批判のアポリア—イラン・ペルシア語ラップの軌跡/ キューバ キューバのヒップホップ—アフロキューバ・ラップからトランスボーダー・ラップへ/ Interlude Back in the 1997 to 99—極私的ヒップホップ・メモワール)/ 第3部 主張するマイノリティ(タタールスタン 祖なるビートに呼応せよ!—グローバル化時代のタタール・ヒップホップとしたたかな抵抗/ サハ 極北の国サハの口琴とラップ/ アラスカ 抵抗とケア—アラスカのネイティブ・ラッパーAKレベル)/ 第4部 伝統文化をラップの武器に(ポーランド 先駆者ラッパーと振り返るポーランド・ヒップホップ/ モンゴル 共起するナショナリズムと社会批判—モンゴル・ラッパーたちの二重意識/ インド 成り上がり・フロム・ガリー—How To Be BIG in India/ Interlude 「外」から「内」へ—町と、日本と出会いなおす旅)/ 第5部 混淆する文化の中で(インドネシア リッチ・ブライアンを超えろ/ ブラジル 辺境どころかヒップホップ超大国のブラジル/ プエルトリコ 抵抗と絡み合うルーツ—「最古の植民地」プエルトリコ)