オオカミがいないと、なぜウサギが滅びるのか 知のトレッキング叢書 / 山田健 【本】
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[ 現在価格 ] 1430 円 (税込)
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出荷目安の詳細はこちら内容詳細世界の農地や放牧地、森林で毎年推定240億トンもの土壌が失われている!?土壌の豊かさは人間の暮らしに直結します。過去の文明は、豊かな土壌に恵まれて勃興し、土壌を略奪しつくして滅亡しました。そして現在、地球上全体の土壌は危機的な状況にあります。世界の農地や放牧地、森林で失われている土壌は、毎年推定で240億トン。一人あたり、実に3.4トンもの土壌が消えているのです。多いですよね。いったいどうすればよいのでしょうか。そこでこの本です。生態系ピラミッドという生物間の食物連鎖の関係性を表した図があります。サントリー「天然水の森」の総責任者である著者は、生態系ピラミッドの根底にある土壌こそが全ての生物を育む源であり、その土壌を豊かにするには生物の多様性が重要であると語ります。つまり土壌を守り育てるためには、多様な生き物があふれる生態系ピラミッドの再構築が不可欠なのです。でも、地球上の生態系ピラミッドは、いまや絶滅種で歯抜け状態です。この本では、すべての生き物たちの未来を守るために、森で、農地で、都市で、今何ができるのかを具体的に探っていきます。もちろんそこには人間も含まれます。それは日本の森林や田畑に豊かな生態系を取り戻すことで訪れるであろう、素敵な未来へのスケッチ。これからできることは、まだまだたくさんあるのです。<目次より>第一章 生き物の世界は必ずピラミッド型になるピラミッドのバランスが崩れる時/増えすぎた鹿は、オオカミで解決できるか/文明の歴史は、分断の歴史かもしれない第二章 ピラミッドの基盤である「土壌」に、もう一度注目しよう緑の革命の功罪/人類世界の生態系ピラミッドを描いてみる第三章 いま、日本の森の土壌は、どうなっているのか日本の森は、意外にあぶない/生態系は、多様さを慕う?第四章 身近な環境に、生物多様性を取り戻すためにまずは、農地から始めよう/不耕起という方法/「限界集落」を「元気集落」にする/東京はどうすればいいのか山田 健1955年、神奈川県生まれ。78年、東京大学卒業。同年、サントリー株式会社(現・サントリーホールディングス株式会社)に入社。現在、エコ戦略部チーフスペシャリスト兼水科学研究所主席研究員として、「天然水の森」の企画・研究・整備活動を推進している。『水を守りに、森へ』(筑摩選書)、『ゴチソウ山』(角川春樹事務所)など著者多数。九州大学客員教授、(公)日本鳥類保護連盟理事、(公)山階鳥類研究所理事、日本ペンクラブ会員。