オリンピックと万博 巨大イベントのデザイン史 ちくま新書 / 暮沢剛巳 【新書】
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[ 商品説明 ]
出荷目安の詳細はこちら内容詳細二〇二〇年東京オリンピックの、メインスタジアムやエンブレムのコンペをめぐる混乱。それは、巨大イベントの開催意義について再考を迫る契機となった。そもそもオリンピックとデザインは、密接な関係にある。一九六四年東京オリンピックでは、日本のデザイン界が総力を結集し、各分野が連携を図り、統率のとれたデザインポリシーが展開された。その延長上に、一九七〇年大阪万博でもデザインポリシーは発揮されることになる。本書では、戦後に「デザイン」という概念が定着していく過程から説き起こし、五輪と万博という巨大国家プロジェクトのデザインと、そこに貢献した丹下健三、亀倉雄策らの群像を追う。目次 : 第1章 世界デザイン会議から東京オリンピックと大阪万博へ/ 第2章 「国民的」建築家—丹下健三/ 第3章 グラフィック・デザインという戦略—亀倉雄策/ 第4章 デザイン・ポリシーによる統率—勝見勝/ 第5章 原子力の一九六〇年代—岡本太郎/ 第6章 マルチプロジェクション—観客から群衆へ/ 第7章 万博パビリオン—「日本館」の系譜/ 第8章 デザイン・コンペ—東京オリンピック二〇二〇エンブレムと新国立競技場