【エントリーでポイント10倍】軍記物語と合戦の心性/佐伯真一/著 文学通信

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■ISBN:9784909658548★日時指定・銀行振込をお受けできない商品になりますタイトル【新品】軍記物語と合戦の心性 佐伯真一/著ふりがなぐんきものがたりとかつせんのしんせい発売日202104出版社文学通信ISBN9784909658548大きさ580P 22cm著者名佐伯真一/著内容情報目次等■内容情報等前近代の日本では、合戦即ち戦争をどのように考え、感じ、表現していたか。それを考えることが、本書の目的である——。本書は、人々の合戦に関わる思考や感情を包括しつつ、歴史叙述、信仰、異国合戦、武士道など、多岐にわたるテーマを扱い論じていく。分析の対象は『平家物語』『曽我物語』『太平記』『予章記』などの諸作品のほか、「軍記」「軍神」「良将」「武士道」といったいっけん自明な言葉の概念にも及ぶ。これからの軍記物語論のためになくてはならない書です。【前近代の日本では、合戦即ち戦争をどのように考え、感じ、表現していたか。それを考えることが、本書の目的である。書名に用いた「合戦の心性」は落ち着かない言葉だが、たとえば武器を取って戦っていた者はもちろん、突撃を命ずる者、戦いの周辺で被害に遭った者、勝利や無事を祈っていた者、ただ傍観していた者、そして後にその物語を語る者・聴く者等々、さまざまな人々の合戦に関わる思考や感情を包括するつもりで選んだ表現である。】......「はじめに」より■目次はじめに─本書の内容と構成─第一部 軍記物語とは何か第一章 「軍記」概念の再検討はじめに─「軍記」という概念─一、中世軍記物語の書名と「軍記」二、「軍記」という書名と語彙三、近世における「軍記」と「軍書」四、近代における文学史記述と「軍記物語」「軍記」第二章 『平家物語』は「軍記」かはじめに一、「軍記」「軍書」概念と『平家物語』二、近代の「軍記物語」理解と武士・英雄三、『平家物語』の合戦と被害者四、「木曽最期」をめぐっておわりに第三章 『義貞軍記』と武士の価値観はじめに一、武士の価値観と軍記物語二、『義貞軍記』という「軍記」三、『義貞軍記』の将への教訓四、『義貞軍記』の兵への教訓おわりに第四章 一五世紀の「軍記」─『倭国軍記』の紹介と翻刻─第二部 『平家物語』の合戦第一章 異能の悪僧達─延慶本『平家物語』橋合戦の読み方─はじめに一、橋合戦の構成と浄妙房・一来二、矢切の但馬と「水車」三、円満院大輔の水練と雷房の大声おわりに第二章 屋島合戦と「八島語り」はじめに─「八島語り」の問題─一、折口信夫の「八島語り」の想定二、「八島語り」肯定説三、『屋島壇浦合戦縁起』の周辺四、「八島語り」懐疑説五、私説と展望第三章 小坪坂合戦と三浦一族はじめに一、小坪坂合戦の概略二、小坪と鎌倉三、盛衰記の矛盾四、三浦一族の合戦譚五、勲功と鎮魂─佐奈田与一のことなど─六、「坂落」記事と三浦一族第四章 「馳組戦」をめぐってはじめに一、「馳組戦」の概念と根拠二、『今昔物語集』の「馳組」と「射組」三、延慶本『平家物語』の「ハセ組」と「カケ組」四、「馳組戦」と真光故実おわりに第五章 「越中前司最期」と合戦の功名はじめに一、刑罰としての耳切二、古代の戦場における耳切三、中世後期の戦場における耳切・鼻削四、「奪首」と「跡付」おわりに第三部 軍記物語と歴史叙述の諸相第一章 『曽我物語』と敵討はじめに一、「敵討」と「仇討」二、中世の敵討 三、敵討の心情と論理四、『曽我物語』と敵討おわりに第二章 『太平記』と「良将」の概念はじめに一、軍記物語の合戦と「将」二、『太平記』の「良将」と「名将」三、『太平記』の「智謀」四、『太平記秘伝理尽鈔』における「良将」おわりに第三章 『保暦間記』の歴史叙述はじめに一、叙述の範囲と構成二、『平家物語』史観三、怨霊史観四、因果応報史観おわりに第四章 『予章記』の歴史叙述はじめに一、『予章記』の時代認識と叙述方法二、系譜の貴種化三、益躬の鉄人退治四、河野と越智・新居五、軍記物語との交錯おわりに第四部 合戦と信仰第一章 天狗・怨霊と合戦はじめに一、崇徳院と〈天狗=怨霊〉二、憑依する天狗三、憑依する怨霊おわりに第二章 後白河院と「日本第一大天狗」一、問題の所在二、「天魔之所為」とは何か三、天魔と天狗四、頼朝の意図五、補足第三章 『平家物語』と鎮魂はじめに一、『平家物語』における「鎮魂」の研究史二、鎮魂の物語とは何か三、言葉による鎮魂・怨霊との戦い四、清盛批判と鎮魂おわりに第四章 軍記物語と鎮魂はじめに一、『曽我物語』と鎮魂の叙述二、『将門記』における鎮魂の有無三、『保元物語』と鎮魂の主題四、『太平記』と鎮魂五、『明徳記』の成立と鎮魂六、戦国軍記と「鎮魂」の行方おわりに第五章 「軍神」(いくさがみ)考はじめに一、軍記物語と首をまつる対象としての「軍神」二、『梁塵秘抄』と「軍神」の神格三、兵法書などに見える「軍神」と儀礼四、中世後期における「軍神」の神名五、「軍神」と「血祭り」おわりに第五部 〈異国合戦〉と日本文学第一章 〈異国合戦〉論の展望はじめに一、神話世界の征夷と神功皇后説話二、蒙古襲来と〈異国襲来〉伝承 三、一六?一七世紀の〈異国合戦〉と文学四、敗将渡航伝承おわりに第二章 〈異国襲来〉の原像はじめに一、『螢蠅抄』の概略─成立・書名・内容─二、上代の〈異国襲来〉記事の概略三、上代の〈異国襲来〉と「新羅合戦紀」四、〈異国襲来〉伝承の生成五、〈異国襲来〉伝承の展開おわりに第三章 神功皇后説話の屈折点はじめに一、神功皇后説話の変化について二、新羅敵視とその背景三、「神国」意識と神への期待四、神々の武勲譚おわりに第四章 「耳塚」と「耳堂」の史実と伝承はじめに一、耳塚論争二、耳塚か鼻塚か三、耳塚と「耳堂」の伝承四、その後の「耳塚」と耳切おわりに第六部 近代の武士観・「武士道」論と軍記物語第一章 「兵の道」・「弓箭の道」考はじめに一、研究史と問題の所在二、「兵の道」について三、「弓箭の道」について四、武士の「道」の展開第二章 「武士道」研究の現在─歴史的語彙と概念をめぐって─はじめに一、「武士道」の起点をめぐって二、戦国「武士道」から近世の「武士道」へ 三、近世における「武士道」の用例をめぐって四、近世「武士道」から近代「武士道」へおわりに─まとめと今後の課題─第三章 近代「武士道」論と軍記物語の懸隔はじめに一、新渡戸稲造の場合二、井上哲次郎の場合三、足立栗園の場合おわりに第四章 近代の武士観と軍記物語研究はじめに一、原勝郎『日本中世史』と「武士道」論二、「武士道」論の二つの系譜三、もう一つの武士観と原勝郎四、武士観の問題と軍記物語研究おわりに付論 『滝口入道』の武士観初出一覧あとがき索引・人名・神仏名索引・書名・作品名索引

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