秋成論攷 学問・文芸・交流/高松亮太【3000円以上送料無料】
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著者高松亮太(著)出版社笠間書院発売日2017年02月ISBN9784305708380ページ数368Pキーワードあきなりろんこうがくもんぶんげいこうりゆう アキナリロンコウガクモンブンゲイコウリユウ たかまつ りようた タカマツ リヨウタ9784305708380内容紹介上田秋成—「歌道之達人」とよばれた男の実像に迫る。『雨月物語』一書を以て近世文芸の白眉と見なされてきた秋成の、和学者・歌人としての側面に注目したとき、秋成という人物と彼の学問・文芸は、どのような相貌をみせてくれるのだろうか。本書は、多才を以て鳴った秋成晩年の諸活動を跡づけ、さらに周縁との関係を解明していくことで、近世中後期の上方における秋成の位置づけや、秋成文芸の新たな理解の可能性を追究した書である。【和学者・歌人としての秋成に迫るということは、そのまま近世期を生きた秋成の実像に迫る試みであるといってもよい。秋成の歌業・文業をいったん同時代との関係のなかで考え、そこから秋成という人物や、彼の文芸を眺めることは、現在では見えにくくなってしまった秋成の人物像や、彼の文芸の新たな一面を発見することに繋がるのではないか。こうした問題意識から本書は出発している。】……はじめにより※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次第1部 秋成の和学活動(秋成の万葉集講義/秋成の実朝・宗武をめぐる活動/秋成と蘆庵社中—雅交を論じて『金砂』に及ぶ)/第2部 秋成の学問と文芸(秋成の師伝観と『戴恩記』/秋成歌論の一側面—『十五番歌合』をめぐって/『春雨物語』「目ひとつの神」の和歌史観/『春雨物語』の「命禄」—「目ひとつの神」を論じて主題と稿本の問題に及ぶ)/第3部 秋成の和学とその周辺(山地介寿の在洛時代/荒木田久老『万葉考槻乃落葉四之巻解』の生成/林鮒主の和学活動と交流/林鮒主年譜稿)