感情の民俗学 泣くことと笑うことの正体を求めて/畑中章宏【1000円以上送料無料】

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著者畑中章宏(著)出版社イースト・プレス発売日2023年09月ISBN9784781622460ページ数199Pキーワードかんじようのみんぞくがくなくこととわらう カンジヨウノミンゾクガクナクコトトワラウ はたなか あきひろ ハタナカ アキヒロ9784781622460内容紹介私たちの感情は〈ならわし〉によってつくられる?内側からこみあげてくるように感じられる「感情」。しかし、喜怒哀楽は、時代や慣習によって変わる。つかみづらい感情の正体をもとめて、民俗学をひもとく。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄本書「はじめに」より感情については、これまで、数えきれないほどたくさんの本が書かれてきました。なぜそれほど多くの本が書かれてきたかというと、多くの人が、感情をつかみづらいと感じているからです。「感情に左右されている」「感情にもてあそばれている」「感情をコントロールすることがむずかしい」……。この本を手にしたあなたも、きっとたぶんそんな人なのでしょう。でも、そもそも感情は、どこにあるのでしょうか? 感情のありかをみきわめようとするとき、感情が「こころ」に属するという人と、「からだ」に属するという人がいるようです。たしかに、感情が「こころ」にあるか、「からだ」にあるかによって、感情への対処のしかたが変わってきそうです。「こころかからだか」は、「心理現象か生理現象か」といいかえることができるでしょう。しかし、感情を発生地点をみることで、その本質に近づくことができるものでしょうか。また、感情を心理や生理としてあつかわず、哲学の対象として感情を概念的にとらえて考察することもさかんにおこなわれています。いってみればそれは、感情を「あたま」で分析し、理解しようとする立場だといえるでしょう。いずれにしても、感情が人間のどこから生まれてくるのかがはっきりとしているのなら、感情は御しやすいような気がします。ですから、感情は私たちの内側にあるのか、外側にあるのかについて疑問を抱いてみてもいいかもしれません。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次1 感情はどこからくるのか?(感情は意外と新しい/ありかを探して/「しぐさ」と感情)/2 感情とはなになのか?(感情は「表現」なのか/「いいね!」の進行形/「微笑」と「奇妙な笑い」/「笑い」と「ウソ」/笑う祭と泣く祭/『「いき」の構造』の「いき」/「らしさ」のゆくえ/感情の政治性と社会性)/3 感情はどこへ行くのか?(共感の時代?/感情と公共/感情をつくる)

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