体制転換期ネパールにおける「包摂」の諸相 言説政治・社会実践・生活世界/名和克郎【1000円以上送料無料】

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東洋文化研究所叢刊 第31輯 東洋文化研究所研究報告


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著者名和克郎(編)出版社三元社発売日2017年03月ISBN9784883034338ページ数579Pキーワードたいせいてんかんきねぱーるにおけるほうせつの タイセイテンカンキネパールニオケルホウセツノ なわ かつお ナワ カツオ9784883034338内容紹介多民族・多言語・多宗教・多文化性を前提とした連邦民主共和制に向けた転換期のネパールを生きる人びとの歩み、その主張と実践がおりなす布置を「包摂」を梃子に明らかにすると同時に、「包摂」をめぐる現象を民族誌的状況(生活世界)の中に位置付け、「統合」から「包摂」へと転換した「民主化」のいまを描きだす。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次近現代ネパールにおける国家による人々の範疇化とその論理の変遷/ネパールの「カースト/民族」人口と「母語」人口—国勢調査と時代/国家的変動への下からの接続—カドギのカースト表象の展開から/ガンダルバをめぐる排除/包摂—楽師カースト・ガイネから出稼ぎ者ラフレへ/ネパール先住民チェパン社会における「実利的民主化」と新たな分断—包摂型開発、キリスト教入信、商店経営参入の経験/何に包摂されるのか?—ポスト紛争期のネパールにおけるマデシとタルーの民族自治要求運動をめぐって/そこに「女」はいたか—ネパール民主化の道程の一断面/テーマ・コミュニティにおける「排除」の経験と「包摂」への取り組み—人身売買サバイバーの当事者団体を事例に/ストリート・チルドレンの「包摂」とローカルな実践—ネパール、カトマンドゥの事例から/乱立する統括団体と非/合理的な参与—ネパールのプロテスタントの間で観察された団結に向けた取り組み/「包摂」の政治とチベット仏教の資源性—ヒマラヤ仏教徒の文化実践と社会運動をめぐって/移住労働が内包する社会的包摂/多重市民権をめぐる交渉と市民権の再構成/現代ブータンのデモクラシーにみる宗教と王権—一元的なアイデンティティへの排他的な帰属へ向けて

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