ものづくり日本の源流 近代国家をつくりあげた機械職人たちの系譜をたどる/酒井陽太【1000円以上送料無料】
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著者酒井陽太(著)出版社方丈社発売日2016年12月ISBN9784908925030ページ数165Pキーワードものずくりにほんのげんりゆうきんだいこつかお モノズクリニホンノゲンリユウキンダイコツカオ さかい ようた サカイ ヨウタ9784908925030内容紹介芝・金杉町、機械装置師(からくりし)たちの群像——江戸末期、品川海岸沿いに神田から機械工などの職人が移り住んできた。やがて京浜大工業地帯へと広がるその発祥の地で、彼らはそれぞれに専門分野を切り開き、ものづくりを続けてきた。その原動力は、脆弱な基盤しか持たない近代国家日本と、自分たちを同一視する気概にあった。そんな芝・金杉町の職人の暮らしぶりに光をあて、明治から続く職人の立ち居振る舞いを描き出す。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次第1章 振り返ればそこに未来が見える(さまざまな集団が考え方を共有して作り上げるのが、職人の技/日本人が受け継いだ「ものづくりのDNA」があれば憂う必要はない ほか)/第2章 近代国家の骨組みを作り上げた職人たち(江戸後期、武士階級が貧しくなり、豪農、豪商が出てきた理由/江戸時代、神田は職人の町であり、工業の町として栄えてきた歴史をもつ ほか)/第3章 鍛冶屋から工場へ。機械装置師の誕生(明治四十三年、全国業者品評会で、最優秀金賞を受賞/芝の大火の後、太郎吉、腸チフスに倒れる ほか)/第4章 たばこが作った日本の近代文化の数々(江戸時代、たばこは、日本独自の文化を形作っていった/たばこ道具にも、職人の技術の粋と美意識が凝縮されていた ほか)/第5章 酒井家四百年と、ものづくりの源流(几帳面な性格で、太郎吉譲りの創意工夫が得意だった尚吉少年/関東震災後、尚吉は職人たちとともに工場の復興をめざした ほか)