アーリア思想史 (講談社選書メチエ) [ 青木 健 ]
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講談社選書メチエ 青木 健 講談社アーリアシソウシ アオキ タケシ 発行年月:2026年05月14日 予約締切日:2026年05月13日 ページ数:344p サイズ:全集・双書 ISBN:9784065421215 青木健(アオキタケシ) 1972年、新潟県に生まれる。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。現在、静岡文化芸術大学教授。専門は、イラン学(ゾロアスター教研究、マニ教研究、イスラーム研究)。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) イントロダクションー人類思想史の中のアーリア思想史/プロローグ(「アーリア思想史」とは/先行研究/本書のコンセプト)/第一章 古代アーリア人の神話の時代 古代アーリア人のイラン高原移住(紀元前三六〇〇頃)からハカーマニシュ朝の崩壊(前三三〇)まで(ウクライナ・南シベリアから中央アジアへ/古代アーリア人の世界観/ミスラ神の影響力/パミール人、ワハーン人、オセット人の神話/「ザラスシュトラ」の宗教改革/中央アジアからイラン高原へ/マグ神官団とハカーマニシュ朝の大王たち)/第二章 時間神・グノーシス主義・二元論の時代 アレクサンダー大王のイラン高原侵攻(前三三〇)からサーサーン朝崩壊(六五一)まで(ギリシアからの衝撃ーヘレニズムの奔流/マズダー教の帝国ーアルダフシール一世の登極/ゾロアスター教ズルヴァーン主義の国教化ーズルヴァーン神話の台頭/メソポタミアからの衝撃ーマニ教のグノーシス主義/シリアからの衝撃ーユダヤ教・キリスト教/インドからの衝撃ー仏教の伝来/ゾロアスター教二元論の書物化ー聖典『アヴェスター』の確立と二元論/中央アジアのアーリア人の多神教)/第三章 ギリシア哲学と神秘主義とグノーシス主義の時代 アラブ人イスラーム教徒のイラン高原侵攻(六五一)からアッバース朝崩壊(一二五八)まで(二元論的ゾロアスター教から一神教イスラームへ(七ー一〇世紀)/イスラーム神秘主義の成立(九世紀)/イスマーイール・シーア派のグノーシス主義(九ー一一世紀)/イブン・スィーナーの東方哲学(一一世紀)/『シャー・ナーメ』のアーリア神話(一一世紀)/異邦人感覚、光の神、愛の神秘主義、二元論的逆説(一一ー一二世紀)/スフラワルディーの東方照明哲学とグノーシス主義小説(一二世紀))/第四章 光の修行道と「古代イランの叡智」の実体化の時代 モンゴル人のイラン高原侵攻(一二五八)からサファヴィー朝崩壊(一七三六)まで(イーラーン・ザミーンと近世ペルシア語圏の拡大/ナジュムッディーン・クブラーの色彩の神秘主義(一三世紀)/ナジュムッディーン・ダーヤ・ラーズィーmp黒い光(一三世紀)/アラーゥッダウラ・スィムナーニーの色彩の修行道と予言者論(一四世紀)/イブン・アラビーの存在一性論とそのスコラ哲学化(一三ー一四世紀)/十二イマーム・シーア派のイラン国境化(一六世紀)/インドに於ける古代アーリア文化の復権(一五ー一六世紀)/古代イランの叡智の具現化(一六ー一七世紀))/エピローグ 人類思想史は、ヨーロッパ・インド・中国だけでは語りきれない。ユーラシア大陸の中央部から西南部という広大な地域において、何十世紀にもわたり言語的一貫性を有した人々が、多彩で不可思議で魅力的な思想の数々を、次々と花開かせた。古代アーリア人神話にはじまり、ミスラ神、ゾロアスター教、大乗仏教、グノーシス主義、マニ教、そしてイスラーム神秘主義。「イラン系アーリア人」という確固たる視点のもと、紀元前三六〇〇年から紀元一七世紀までの五三〇〇年にわたる巨大なアナザーストーリーを描き切る! 本 人文・思想・社会 哲学・思想 東洋思想