隔離の文学 増補新装版 ハンセン病療養所の自己表現史 [ 荒井 裕樹 ]
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ハンセン病療養所の自己表現史 荒井 裕樹 書肆アルスカクリノブンガク ゾウホシンソウバン アライ ユウキ 発行年月:2026年01月28日 予約締切日:2026年01月27日 ページ数:380p サイズ:単行本 ISBN:9784907078522 荒井裕樹(アライユウキ) 1980年東京都生まれ。二松學舎大学文学部教授。文筆家。専門は障害者文化論、日本近現代文学。東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。2022年、第15回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞受賞。2025年、第47回サントリー学芸賞(芸術・文学部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第一章 隔離する文学ー「癩予防協会」と患者文学の諸相(療養所における文学の誕生/患者を誘う言葉/隔離の自画像/結びにかえて)/第二章 「断種」を語る文学ーハンセン病患者の文学にみる優生思想(園内結婚と「断種」/「癩予防協会」募集原稿に見られる「断種」観/戦後文学に見られる「断種」観/結びにかえて)/第三章 〈身振り〉としての「作家」ー北條民雄の日記精読(二冊の日記/療養所の変化と知識人/〈身振り〉としての「作家」/強くて弱い自己/補節 「相談所患者」という存在)/第四章 「癩」の「隠喩」と「いのち」の「隠喩」ー北條民雄「いのちの初夜」と同時代(「癩文学」の季節/「文学そのもの」という価値観/「いのちの初夜」読解/補節 戦後から見た北條民雄)/第五章 御歌と〈救癩〉ー近代皇族の文学はいかに問い得るのか(両大戦間期の皇室変容と隔離政策/貞明皇后と〈救癩〉/御歌と神格化/一九五〇年代の優生手術/詩「無精卵」再読ー「異質さ」の所以は問えるのか/結びにかえて) サントリー学芸賞作家の原点。生命の砦か 隔離の檻か。閉ざされた世界の抑圧された人々が描きだす近現代日本ー。刻々と消えゆく、美しくも痛ましい作品に寄り添いつつ、文学は生命の重みを描き得るのかを問う意欲作。新資料から療養所の性的少数者への考察を加えた増補新装版。 本 人文・思想・社会 文学 文学史(日本)