『簠簋内伝金烏玉兎集』の研究 その成立と中世仮名暦の展開 [ 山下克明 ]
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その成立と中世仮名暦の展開 山下克明 思文閣出版ホキナイデンキンウギョクトシュウノケンキュウ ヤマシタカツアキ 発行年月:2026年01月22日 予約締切日:2026年01月21日 ページ数:388p サイズ:単行本 ISBN:9784784221219 山下克明(ヤマシタカツアキ) 1952年、千葉県船橋市に生まれる。青山学院大学文学部史学科卒、同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(歴史学、青山学院大学)。現在、大東文化大学東洋研究所兼任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序文 簠簋研究をめぐる課題/第一章 『簠簋内伝金烏玉兎集』の成立と仏教(簠簋とはどのような書か/牛頭天王と密教/暦の主宰者牛頭天王/祇園社と簠簋の関わり)/第二章 『簠簋内伝金烏玉兎集』の諸本ー古態本の検討(簠簋の諸本/古態とその整理/簠簋の「暦道」観)/第三章 中世仮名暦と『簠簋内伝金烏玉兎集』(中世仮名暦の展開/陰陽道にない凶日の流行/簠簋暦注の社会的影響)/第四章 暦道賀茂氏の滅亡と近世の仮名暦(暦道賀茂氏による簠簋への対策/賀茂氏の滅亡と編暦者の移動/地方暦と暦注の統一)/史料篇(『簠簋内伝金烏玉兎集』古態本〈天理大学附属天理図書館所蔵楊憲本〉翻刻・書き下し文/慶長十七年古活字版『簠簋内伝金烏玉兎集』第一冊巻一・巻二影印) 『簠簋内伝金烏玉兎集』は安倍晴明撰に仮託され、中世から近世にかけて広く流通した暦書であるが、従来その成立背景は不明のままであった。本書は多彩な史料と詳細なテキスト分析をもとに、天台顕密仏教圏で仏教・牛頭天王信仰と暦が結びつき、『簠簋』が成立したこと、それと共に、その狙いが各地で普及し始めた中世仮名暦を通した、仏教教化の拡大にあったことを指摘。また、これに対抗して「摺暦座」を立ち上げ、京暦(のちの大経師暦)を発行した暦道賀茂氏の動向も詳論して、中世における暦をめぐる動態を明らかにした。さらに古態本の翻刻・書き下し文、古活字版の影印も収録。『簠簋』研究の基本図書にして、決定版である。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 科学・技術 地学・天文学