社会性の起原と進化 始論 種と性を越えた比較研究のために [ 河合 香吏 ]
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種と性を越えた比較研究のために 河合 香吏 京都大学学術出版会シャカイセイノキゲントシンカシロン カワイ カオリ 発行年月:2025年04月05日 予約締切日:2025年04月04日 ページ数:648p サイズ:単行本 ISBN:9784814005857 河合香吏(カワイカオリ) 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。1961年生まれ。京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了、博士(理学)。主に東アフリカの牧畜社会を対象に、その生業や集団間関係について生態人類学的研究を進める。第1回日本ナイル・エチオピア学会高島賞(1995年)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) Keynote 社会性について議論する前に(「社会性」とは何か、そしてその「起原」とは/カミと孤独、また世捨て人ー「延長された社会性」の進化史的意義についての覚書/「車輪の再発明」は避けられるのかー生物学と社会科学の協同による社会進化論)/1 社会性の「核」とは何か?(社会の糸、社会の神秘ー伊谷純一郎以来の探究をめぐって/ただ近くにいる同所性の根源的意味ー何もしない父親の子育て ほか)/2 社会性が現れる場のエスノグラフィー(他者から/へのまなざしと集合的技術の生成ーチテメネ開墾作業を支える社会性/離合集散しづらくなったらどうするか?ー社会性からみる飲酒と移動 ほか)/3 「社会性の差分」を見つけ出すために(社会性のオントロギーーイヌイトの共食が拓く人類の社会性の起原と進化をめぐる問い/ニホンザルのアカンボウの集まりー地域間比較の試み ほか)/4 「ヒトの社会性の起原と進化」を越えて(世界の終わりと動物のエスノグラフィー/サルを観察する人、人を観察するサルー大水無瀬島と情島におけるサルと人の異種間相互行為 ほか) 社会的動物と言われる種はヒト以外にもたくさんある。しかし、満員電車すなわち外敵からの防衛でも効率的な採餌でもない、適応的意味などどこにもないように見えるのに、身動きも取れない狭い空間で全く関わりのない他個体と数時間を過ごすようなことに耐えられるのはヒト以外にない。そうした独特な集団形成を可能にしたものの本質とは何か?しかしその問いを発した途端、新たな問題が現れる。「ヒトにしかない社会性」とは何なのか?そもそもそれを問う意味があるのか?半世紀を超えて人類社会の進化について考え続けてきた著者たちが、いま、新たな議論のスタート地点に立つ。 本 人文・思想・社会 民俗 風俗・習慣 人文・思想・社会 民俗 民族学