日本写真論 近代と格闘した三巨人 (講談社選書メチエ) [ 日高 優 ]
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講談社選書メチエ 日高 優 講談社ニホンシャシンロン キンダイトカクトウシタサンキョジン ヒダカ ユウ 発行年月:2024年06月13日 予約締切日:2024年06月12日 ページ数:336p サイズ:全集・双書 ISBN:9784065361528 日高優(ヒダカユウ) 1972年、東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。群馬県立女子大学准教授を経て、立教大学現代心理学部映像身体学科教授。専門は、写真論・視覚芸術論・映像身体学。主な著書に、『現代アメリカ写真を読む』(青弓社、第一回表象文化論学会賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 写真なるものの出来ー近代文明のただなかで(人類に贈与された写真術/写真の熱源 ほか)/第1章 物への信仰に至る写真ー木村伊兵衛という源泉(知覚機械という逆説/ひとりの少年に届けられたカメラ ほか)/第2章 凝集する時間、満々たる写真のさざめきー土門拳という極北(土門拳、ふたつのイマージュ/撮ることからの出発 ほか)/第3章 潜在するふるさとに向かってー濱谷浩の継承と返礼(観ることの詩が聴こえる/カメラを通して、“観ること”の喜びを知る ほか)/終章 生まれ出づる写真家たちへー知覚のレッスンに向かって(入江泰吉、その清澄なる知覚の一滴/至純の光は混迷を貫き、いまなお届く ほか) 「ダゲレオタイプ」と呼ばれる最初期の写真術が発明されたのは一八三九年。それからおよそ一〇〇年を経て、この国に三人の写真家が出現した。彼らは写真の原理の恐るべき単純さに気づき、ただひたすらにその単純さを極めるほうへ、ただ愚直に仕事をする。「物が在って、それが写真に写る」という単純な事実に忠実に生きた木村伊兵衛(一九〇一ー七四年)、土門拳(一九〇九ー九〇年)、そして濱谷浩(一九一五ー九九年)という巨人たちの足跡をたどりつつ、日本という場所でこそ花開いた写真の可能性を追求する。写真を通して経験される世界の「神秘」を伝える、静謐にして逞しい思考。 本 ホビー・スポーツ・美術 カメラ・写真 カメラ