勤勉革命 資本主義を生んだ17世紀の消費行動 [ ヤン・ド・フリース ]
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資本主義を生んだ17世紀の消費行動 ヤン・ド・フリース 吉田 敦 筑摩書房キンベンカクメイ ヤン ド フリース ヨシダ アツシ 発行年月:2021年03月19日 予約締切日:2021年03月18日 ページ数:448p サイズ:単行本 ISBN:9784480861375 ド・フリース,ヤン(de Vries,Jan)(ドフリース,ヤン) カリフォニア大学バークレー校歴史学部・経済学部名誉教授。専門はヨーロッパ経済史、オランダ経済史。数量分析と新古典派理論を用い、近世史研究の第一線で活躍し続けている。1998年に、A・ファン・デァ・ワウデとの共著『最初の近代経済ーオランダ経済の成功・失敗と持続力1500ー1815』(名古屋大学出版会より2009年に邦訳出版)でアメリカ経済史学会のジョルジ・ラーンキ賞を受賞、2000年に、ヨーロッパ経済史の先駆的な研究により、ハイネケン賞(歴史学部門)を受賞した 吉田敦(ヨシダアツシ) 千葉商科大学人間社会学部准教授。商学博士。専門は国際貿易論、国際経済学 東風谷太一(コチヤタイチ) 東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程単位取得退学。東京外国語大学大学院総合国際学研究科研究員。学術博士。専門はドイツ近代史、歴史学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 「長い一八世紀」における消費者の欲望の転換/第2章 勤勉革命の歴史的起源/第3章 勤勉革命ー労働力の供給/第4章 勤勉革命ー消費需要/第5章 大黒柱と内助の功/第6章 第二次勤勉革命 エンクロージャーによる新たな労働者層の誕生や安価な石炭の存在など、工業化に必要な要素がそろっていたとしても、それを実行に移すモチベーションがなければ、産業革命など起こるはずがない。本書は、これまで一貫して、この歴史学の空白地帯であったモチベーションー「消費願望」ーについて考察を展開してきた第一人者による、画期的研究である。産業革命はヨーロッパ世界を経済発展に導く契機となったが、それには人々の消費行動を変えた「勤勉革命」(Industrious Revolution)と呼ぶべき、産業革命に先行する社会現象がきわめて重要な役割を担っていた。そう、「あれも欲しい、これも欲しい」という人間の欲望の高まりが現金収入の必要性を生み、人々を労働市場に駆り立て、産業革命のうねりを作り出したのである。 本 ビジネス・経済・就職 経済・財政 日本経済