シャルラタン 歴史と諧謔の仕掛人たち [ 蔵持 不三也 ]
[ ショップ名 ] 楽天ブックス
[ 現在価格 ] 5280 円 (税込)
[ PRポイント ]
【楽天ブックスならいつでも送料無料】
[ 商品説明 ]
歴史と諧謔の仕掛人たち 蔵持 不三也 新評論シャルラタン クラモチ フミヤ 発行年月:2003年06月30日 予約締切日:2003年06月29日 ページ数:530p サイズ:単行本 ISBN:9784794806055 蔵持不三也(クラモチフミヤ) 1946年、栃木県生まれ。早稲田大学文学部卒。パリ第四大学(ソルボンヌ校)修士課程修了。パリ高等社会科学研究院DEA課程修了。博士(人間科学)。現在、早稲田大学人間科学部教授。フランス民族学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 シャルラタンとは何か/第2章 シャルラタン列伝/第3章 シャルラタン芸人たち/第4章 南仏のシャルラタンたち/第5章 大市のシャルラタン/第6章 正統の条件/第7章 シャルラタンの変容/第8章 ゲリスール/第9章 シャルラタン=ゲリスール現象 シャルラタンとはいささか耳慣れない言葉だが、これは近代フランスにおいて、しばしばコメディア・デラルテ(イタリアの仮面喜劇)を出自とする客寄せ芸人たちを引きつれ、どこからともなく定住社会に闖入し、祝祭や大市などを格好の舞台として、巧みな口上よろしく生半可な医術を営み、怪しげな薬を売りつけては、いずかたともなく去っていった周縁者たちの謂である。正統者の虚実を嗤う異形精神の源流。ヨーロッパ近代前夜の侵犯した異能の周縁者たちの生態を通じ、現代にも生き残るシャルラタン的商業主義を喝破し、歴史・社会・文化の諧謔に満ちた装置を読み解く、世界初の“シャルラタン文化史”。 本 人文・思想・社会 民俗 風俗・習慣